赤い温泉~2010年5月21日
もうすべての記事を書き終わり、旅は終わったのだけれど......。書き残したことがあった。
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5月21日。
苗場荘に到着したら、おかみさんが「お風呂はいつでも入れますよ。近くに天然温泉もあります。どうされますか」と教えてくれたので、荷物を置いてすぐに温泉へ。
下で目にしたあの赤いのぼり(赤い温泉)である。
小秋沢温泉
到着すると、夕刻でお客は誰もいない。
温泉ひとりじめ!
赤い温泉と言うだけあって、しっかり濁っている。
入ってみると、独特の鉄分の香りがプ~ンと鼻につく。
これは、ワタシが知っている温泉でいえば、「有馬温泉」だ!
気持ちがいい。
温泉と言えども無色透明、さらさら湯が好まれる昨今だが、何が温泉らしいかといえば、やはり強烈な匂いと色だと思う。
それが温泉の個性だ!
なんて力んでみても仕方がない。
温泉をたっぷり堪能して外に出ると、もう夕闇が迫っている。
周りにちょっとした遊歩道があったので、すこしブラブラしてみた。
散策を終え、日没までまだ少し時間があったので、少しクルマを走らせる。
夕暮れの鳥甲山だ。
今日は一日中好天で終わろうとしている。
翌日の旅が期待できそうな夕暮れだ。