礼文島北部4時間コース〜その2【澄海(スカイ)岬】
【転記・再掲】・・・・・
2010年8月19日(続)
スコトンの集落を通り抜けて海岸に下りる道を進むと、すぐに海岸線です。 進行方向に向かって、右側が大海原。 快晴の空の色を映し出して、文字通りのスカイブルーです。
クルマや鉄道では見逃してしまう風景にじっくり出会えるのが、歩く旅の醍醐味と言うのでしょうか。 コースは、浜辺の朽ちた漁師小屋の敷地内を通り抜けるのです。
ぶらぶら気持ちよい散歩気分。 そして一転、急な上り坂を息が切れそうになり登りきると、ゴロタ岬です。
振り返ると、スタート地点のスコトン岬は遥か彼方。
えっ、こんなに歩いてきたのかと、感心します。 海面からあっという間に霧が昇ってきました。
これなら植物はいつも適度な湿気で覆われていて、枯れる心配はないでしょう。
そして再び下って、また海岸線を歩きます。
コースを逆に歩いて来られたご夫婦と行き違いました。
道々に咲いている花です。 あるがままの姿で、可憐です。
ここも集落の中を通り抜けるようになっています。というか、一本道なので。
生活臭のする佇まいとあるがままの自然の境界線がありません。
さあ、また登りだ。 今度はかなり長くて辛いぞ。
この先にお目当ての澄海(スカイ)岬があるのです。 もうひとふんばり。
へとへとになって登りきると、そのご褒美に絶景があらわれました。
澄海(スカイ)岬!
とにかくきつくて暑かった。 売店で買ったコーラを一気に飲み干しました。
あとは終点浜中まで舗装路をひたすら歩くこと40分。 やはり正味4時間コースでした。