猫 乃 眼

猫に癒され、旅で癒され、マイペース ☆おぐにゃん☆

比婆の紅葉とおもてなし(1)

11月になり紅葉カレンダーでは各地で色づきだしたようだと知れば、じっとしていられない。
自称フォトグラファーのKENは大山の紅葉を撮りたいと言うのだが、バスの予約もとれず、今回は、クルマで広島県に行ってみようとなった。
行き先は比婆。ふたりとも初めての所なのでわくわく。
夜中に出発したのでSAで仮眠をとったが、さすがに早朝は冷え込む。毛布持ちこみで大正解。
見知らぬ土地なのでナビと標識頼りで進むと、熊野神社という名前が出てきた。そこが登山口だと言うKENに従い、神社の駐車場にクルマを止め、登山の身支度にかかる。
名前の通り森閑として厳かな雰囲気が漂い、気が引き締まりいいスタートが切れた。
と・こ・ろ・が・・・登りはきつい!というか登り一辺倒なのだ。
人の気配もあまりしないし、さびしい山道を1時間半以上も登り続け、ウンザリしてきたら、やっと先が明るい雰囲気になってきて、尾根筋の草原に出た。
登りのきつさ、しつこさは、もう二度と来たくないと思った。が、KENは、様々に色づいた木々が織りなす風景がとても気に入った様子で、次は新緑の頃にまた登ってみたい!のだそうだ!ほんまかいな?

$チビ&ゴンのきままな生活 ■□■□■

$チビ&ゴンのきままな生活 ■□■□■

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たしかに、「急登」ではあるが、そう思わせる魅力あるの森だった。
ここまで、「登り」を強調したくなるのには、もうひとつ別の理由がる。
やっとのこと登り切った所に、今は使われていない展望台と「駐車場」があるではないか!
む・・・・・・・・

$チビ&ゴンのきままな生活 ■□■□■

そう、ここはそこそこ気軽に来れるハイキングコースだったのだ。
ここから先は気の向くまま気持ちのいい稜線沿いにススキと紅葉を楽しみながら歩く。
比婆山系をはじめ遠くまで山域の広さが実感できる展望に感激。

$チビ&ゴンのきままな生活 ■□■□■

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帰りは同じ道をくだり、熊野神社駐車場に到着。フォトグラファーとは体力がいる。三脚とカメラを担いであの急登と縦走をこなしたKENの体力は立派なものだと感心した。
今夜の宿舎は「ひろしま県民の森」だが、途中紅葉で色づく里山の風景を写真におさめながら、のんびり過ごした。ここでもKENは三脚とカメラを抱えて走り回っていた。出来映えの方は???

$チビ&ゴンのきままな生活 ■□■□■


(つづく)